あ・り・が・と・う！

　新年、あけましておめでとうございます。光陰矢の如しと申しますが、令和の年も、はや6年目を迎えることになりました。創業以来数多くのお客様とご縁をいただき、日々皆様に支えられていることを実感いたします。日頃のご厚情に深く感謝申し上げます。

　昨年はコロナ禍においてやむ無く中止をしておりました「夏フェスタ」を4年ぶりに再開し、先月には恒例でありました「もちつき大会」を行い、あらためてOBの皆様をはじめ地域の皆様と交流をすることができました。ご参加くださいました皆様の笑顔にふれることができスタッフ一同、素晴らしい時間を過ごさせていただきました。私たちにとってOB様、地域の皆様とのふれあいは無くてはならないこと。言わば一番大切にしていることであり、この空白の３年間がどれだけ辛いものであったかと感じると同時に、日常生活を取り戻した今、あらためて「ありがとう」を実感させていただきました。

　先月所属している高浜市商工会の研修旅行が6年ぶりに開催され、横浜・鎌倉に行ってまいりました。観光地にも多くの人が戻りつつあり、また外国の方々も多く見受けられました。コロナによって失われた3年間は日本経済に大きな傷跡を残ましたが、完全回復とまではいきませんが徐々に改善に向かっていることを感じます。

　しかしながら建設業界とりわけ住宅業界においては、コロナによって風景を一変させてしまいました。ウッドショックなどの資材高騰から、さらには急激な円安による物価高。また法改正等による建築費の上昇。住宅を求める方々にとっては逆風でしかない環境は、供給する私たち建築業界にさらに激しい逆風となっているのが現状であります。

　鎌倉・鶴岡八幡宮で引いたおみくじは「大凶」。人生ではじめて「大凶」を引きました。

ところが鶴岡八幡宮では「大凶」・「凶」をひいた方々に対し、特別な施しによって「大凶」を「大強運」にするという前向きな取り組みが用意されているのです。これには正直驚かされました。「大凶」を引き当てた自分に「ありがとう」と思いなさいと。おみくじは「大凶」以下はありません。あとは良くなるしか無いのです。この前向きな考え方こそが、まさに必要なことだと実感されられました。私たちが大切にしている理念を頑なに貫き、会社に与えられた使命を全うする。そして地域社会を明るく前向きにする。あらためて「おみくじ」から教わることができました。

　令和6年、本年も私たちは「かかわる人々の幸せの実現」を愚直に全うして参ります。皆様方には今まで以上、情報を共有しお願いをすることもあろうかと存じます。何卒、相互繁栄のためさらなるご愛顧・ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

株式会社シンカ　　　　

代表取締役　畠　孝二郎

　この度の令和6年能登半島地震により、犠牲となられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。